君に会いに行こう〜海が見える丘〜
翌日朝8時に昨日と同じ場所に集合だった。

私は楽しみで仕方なかった。淳平の喜ぶ顔が見られることがとても
嬉しかった。

知らず知らずのうちに私の足取りは軽くなっていた。

少し早く着きすぎたかと思うともうすでに疾風が来ていた。

「おー!玲音。おはよう。」

「おはよう。」

まさか2人だけになるとは思っていなかったから焦った。
優花早く来てよ~!!心の中でそう叫びながら冷静を装った。
2人は草の上で並んで座っていた。



するといきなり疾風がこんな質問をしてきた。

「なぁ玲音。」

「え?何?」

「俺のこと嫌いなのか?」

突然そんな質問をするので私は少し驚いた。

「そんなことないよ…!」

そう言うと疾風は少し安心したのか優しく微笑み。

「そっか。ごめんな変なこと聞いて。」

「気にしてないよ。」

そう話しているとやっと優花が来た。
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