君に会いに行こう〜海が見える丘〜




  「ごめん!ラッピングのとか探してたら遅くなっちゃった。」

  その言葉に疾風が
「そういうのは前の日に準備しとくもんだろ!」
  と笑っていた。しばらく話していた。


今日花を探す場所はわたしたちが初めて出会った場所だった。

だけど探しても探しても大きな花がみつからない
結構奥まで行ったけどそれでも見つからず。

「そろそろ見つけないと淳平との待ち合わせに間に合わないよ…。」

優花から焦りの言葉が出てきた。

「そうだね…」

私も諦めかけていたその時だった。

疾風が
「あの花は!?大きくて綺麗だぞ?」

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