君に会いに行こう〜海が見える丘〜
「俺はずっと玲音を守ってあげたい。」

「え…それって。」

「でも…それは多分もう…で出来ないと…思う。」

疾風の息があらくなってきたことに気づいた時には
もう遅かった…

「背中…すごい血だよ!?なんで…なんで言わなかったの!?」

「もう助からないって、わかってたから。こん、なところから抜け出すにも
迷って無駄に動けば…玲音に気持ち伝えられずに、死ぬと思ったし…。」

「だからって!…まだ!まだ助かるよ!」
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