君に会いに行こう〜海が見える丘〜
「あっ!待って…って行っちゃったか。」

私は疾風のベットの横に座っていた。しばらくの沈黙が続いた。

「なぁ…玲音。」

突然の言葉にびっくりしたが

「何?」

「あの日も聞いたよな俺のこと嫌いかって…嫌いか?」

「…好きだよ。ずっと好きだった。」

疾風はその言葉を聞いて少し顔を赤らめたが

「俺も好きだ。ずっと一緒にいたい。付き合って欲しい。」

返事は迷うことなどなく
「私もそうしたい。」
と笑顔でかえした。



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