君に会いに行こう〜海が見える丘〜
今まであまりしゃべらなかった疾風が口を開いた。

「玲音と出会って1ヶ月もたたないけど…俺達ずっとずっといい友達でいたい。」

その言葉にみんなは寂しそうな顔を見せた。
優花は泣いていた。

「今日はもうこれ以上は辛いよ。帰ろう。」

私が立ちあがると優花も淳平も立ちあがった。

「じゃあね。疾風また来るから。」

「おう。」



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