君に会いに行こう〜海が見える丘〜
海が見える小さな丘だった。

「ここはね本当に仲のいい人しか見せないって決めてた。」
淳平が言った。
「でもね玲音は本当に大切な友達だから…。」
優花は私の手を握った。

「玲音明日でお別れだけど…笑顔で見送るから。」
優花の笑顔はどこか寂しそうに見えた。

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