メガネの向こう側。

「千明の好きなお店とか行ってないじゃん!」



「あーっ!
確かにそうだ!」



「どうしよう、どうしよう?!」



いきなりオロオロし始める三人を見ていたら、何だか可笑しくて。

クスクス笑い始めるアタシを三人が不思議そうに見ていた。

アタシ……友達って良く分からなかったけど……。



―――泣いたり笑ったり怒ったり。

色々な感情を共有出来る人達を、友達と呼ぶのかもしれないね。

< 130 / 285 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop