メガネの向こう側。

アタシは皆の騒ぐイケメンを一目見てみたくて、背伸びをしてみると……。

茶髪のサラサラヘアの男の子が目に入る。

顔は良く見えなかった。



「イケメンだって!
千明、イケメン好きなんでしょ?
千明が注文しなよ!」



「やだやだ、緊張するもん!」



「チャンスだよ、ほらっ!」



園子に背中を押されて、一番先に注文しようとした時。

メニューと一緒に名札が見えた。

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