メガネの向こう側。

「彼氏がいなくても、友達がいればいい?」



「そうだね。」



「だよねぇ。
アタシも彼氏はいらないや。
千明がいればいい。」



「アハハ。
アタシが彼氏みたいじゃないの!」



「アハハ。
本当だね!
でも千明は女の子だから、彼女かな?」



「アハハ。
彼女なんだぁっ!」



アタシ達は暗い表情から一転。

笑い合った。

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