メガネの向こう側。

本当の事を伝えるのは、アタシにとって、凄く凄く辛い事だと思う。



―――大好きだった人が、あんな悪魔みたいなヤツだったなんて……。

守崎君の本性を知った、あの日と同じくらいに辛い。

だけど乗り越えたい気持ちはある。

だから……。



―――アタシは大切な友達に伝えなきゃいけない。

人を信じる気持ちを思い出させてくれた友達に。
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