【短】ありがとう
〈 雛へ
雛はこれを読むときは私はどんな状態かな・・?
死んじゃってるのかなぁ・・。
私・・雛が初めての親友だよ。
雛が大好きだった。
恋に落ちそうだったかも(笑
死ぬって知った時は雛に言おうかすごく迷ったけど、
言った。
そしたら雛が泣いちゃって悲しませちゃって後悔したけど、
うれしいとも思ったんだ。
私のために泣いてくれたから。
あの時はごめんね。
でも、次の日は普通に接してくれてうれしかった。
でも、どんどん元気がなくなるのがわかって・・。
ホントに私が死んで意味があるのか、
何かを失うんじゃないか、
雛を悲しませるだけなんじゃないか、
そんな事を考えてた。
でも私の死に意味があると信じて死を選んだんだ。
雛、ごめんね。
雛、ありがとう。
ひよこより 〉