【短】ありがとう
・・・

私は足がすくんだ。

するとあの子が・・

あの子が・・

私に気づいた・・・


「雛!さしぶり!!」


あの子は私を見て笑った。


「お友達?」

ひよこちゃんが私に聞いた。

「ごめん!!ひよこちゃん絶交しよぉ・・。」

「え!?ひな・・?どーしたの・・?」

あの子と関わってほしくなかった。


ひよこちゃんまで・・


でも、初めての友達をこんな形で無くすのがすごく辛かった・・・。

「そっか・・。」

そんな・・。私と絶交するぐらいで・・



泣かないで・・・。



泣いてくれてありがとう・・・


ごめんね・・・


「じゃあ、いこっか!!」

あの子は私を無理やり引っ張った。


ひよこちゃんを置いて。







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