月夜に
「っ離せ・・・」
「・・・まぁいい後でゆっくり聞く」
そう言って腹におもいっきり拳を入れた
「かはっ」
気を失った総長を軽く投げて邪魔にならないところにおく
「さすが」
「手加減してやれよ・・・」
関心する火龍と哀れみの目で総長を見る風龍
そんな2人を無視して呆然としている下っ端を挑発する
「こいよ、それでも全国No3か?」
一斉に殴りかかってくる下っ端に2人も戦闘モードに入る
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「呆気なかったな」
「もう少し手応えあるかと思ってたんだが・・・」
火龍と風龍の言葉に頷いて総長に目を向ける
すると総長の横で怖いくらいニコニコしている水龍が言った
「病院行こうか」
「はぁ?何でだよ」
水龍の言葉にすかさず反応した火龍に、笑顔を絶やさず水龍が言った
「内臓と骨が何本かね・・・」
水龍の言葉に力入れすぎたかな?
と首を傾げる私の横で火龍が
「マジかよ・・・」
と呟いたのが聞こえた。