叶わない『大好き』
あたしはそう言ったけど、
英里香は納得してないようで‥
「マジで‥殴る。」
とか言ってる。
毎時間ごとにあの人の所へ行こうとする
英里香は止めるのは大変だった。
ドッと疲れたけど、やっと放課後。
「はぁ‥」
帰るか‥と莉子のクラスに行き、
門まで歩く。
少し前の方に、英里香。
その前には‥‥‥あの人?!
ヤバいヤバい!!
「英里香!!」
あたしは叫んで、英里香を抑えた。
ホントに危ない‥
まさか、もう話したとかないよね‥?
ドキドキしながら、英里香に聞く。
「英里香‥何も言ってないよね?」