叶わない『大好き』


「夏花〜席、どこだった?」

実季に聞かれた。

「廊下から2列目の一番後ろ。」

「嘘?!あたし、1つ前!!
前後じゃん♪」

「やった〜♪」

楽しい席になりそう♪

隣の男子は誰だろう‥

ガタガタ

みんなが机を移動し始めた。

あ、あなたはどこだろう‥

机を移動させて、

「よろしく〜♪」

実季と言葉をかわし、隣を見る。

「だよな〜」

前の席の友達と楽しそうに、
話しているあなたがいた。

マジ‥?
ラッキーすぎる‥

また隣だ‥
喋れる‥♪


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