叶わない『大好き』


きっとあなたは、
そんなつもりはないと思うけど‥

あたしは、あなたが
好きなんだよ?

期待しちゃうよ‥

そして、あたしは偶然にも‥
あなたの誕生日を知った。

それは、最後の期末も近づいた
1月の事だった。

今は、テスト勉強の時間。

「小倉ー‥範囲表持ってる?」

あなたに聞かれた。

「えー‥分かんない‥」

そう言いながら、ファイルを探す。

ヤバい‥多分顔が真っ赤。

だって‥!!

あなたがずっと見てるんだけど‥!!
見ないで〜(汗
恥ずかしすぎる。

「あった‥はい。」

赤い顔を見られない様に‥
あなたの方に、手だけを伸ばす。

「お〜‥」


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