お洒落でちゃら男な僕。
拓海はとっくに
ゆるしてたんだ。

ひきずってるのは俺のほう

偽善者ぶって
平然装ってたけどいつも

どこかで拓海の親父に
俺をすてた母親をゆるせて
なかったのは俺なんだ。


拓海を使っていつも
俺は偽善者ぶっていた。

いつもばかみたいに笑って
いつも自分をかくしてた
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