お洒落でちゃら男な僕。
すんげぇかわいいの。


「意外と家ちかいね?」


「あと20分くらいですよ〜」


空を見上げながらあるく彼女を
両手を空に伸ばした。


「こんなにも近くに見えるのに届かない。」

小さくぼそとつぶやいた。

「簡単に手はいらないから輝いてみえるんだよ」


「そうかもしれないですね!」

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