タイトル未定

などと1人感動に浸っていると
幹部のなかの背が高くてチャライ人が近藤さんと土方に大きな声で

「こいつぁすげえや
近藤さん、土方さん、こいつぜってぇ未来から来てるよ
疑う余地もねぇや
なぁ、平助」

チャライ人が平助という小さくてまだあたしと年が近い感じの人に話しかける

「ほんとだ
僕こんなのみたことないよ
美咲ちゃんってほんとに未来からきたんだね」

「こりゃたまげた
ほかにもなんか持ってんのか?」
とさらにでかくてごつい人があたしに話しかける

「じゃあこれはどうですか?」
あたしはそう言ってグミの袋を開けてみんなにひとつずつ配った

「「「なんだこれは?」」」

「これはグミっていう御菓子です
おいしいですよ?」

あたしがそういうとみんな一斉に口に入れた

「 これはおいしいですねえ
未来にはこんなおいしい甘味があるんですかぁ?
わたし生きててよかったですぅ」

「どうだいトシ?
これだけ証拠もあるしとても櫻木君を敵とは思えない
行く当てがないのならここに住まわせてやってはどうだ?」




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