whispers of a cat
私は貴方が嫌い
貴方は冷たすぎるのよ
歓喜の声も悲哀の声も
貴方を前に凍りつき
私の時はどこにいった?
私は貴方が嫌い
貴方は明るすぎるのよ
私の心の奥底を
どうして無情に照らしだす?
こんなに怯えた か弱いものを
私は貴方が嫌い
貴方は清純すぎるのよ
汚れた者が貴方を見ると
その眼は潰れてしまうという
私には眩しすぎるわ
でも――
一ミリでもいい 近づきたくて
私は今日も夜空に舞う