群青の箱
記憶がないので、
全く思い出せない。


だけど、
良い事を言ってないだろう
事は確かなので、
とても落ち込む。


薬を飲んで、
薬が無くなってしまったので
近くの内科に薬を貰いに行く。
この時点でも、
私は大量に服薬する気でいた。
迷惑をかけたからもうしない、
のではなく
今度は迷惑をかけずに
死んでいきたい、そう思った。
ちっとも抑うつの状態は
良くなっていない。



睡眠薬と安定剤を貰ったあと、
少し早めに安定剤を1錠飲んだ。

そして、
部屋の片付けをし、
彼の帰宅を待った。
どうやら、
朝の時点ではまだ
台所に寝ていたらしい。
彼が何度か起こしたけれど、
もにゃもにゃ言っただけで
起きなかったようだ。
< 3 / 63 >

この作品をシェア

pagetop