群青の箱
また凄いレベルの抑うつが襲ってくる



なんじゃこれは。
つらい、
つらい、
意味もなくとにかくつらい。



くすりを6錠程足す、
マッコリを飲み始める。
もうこの時点で、記憶は厳しい。



そもそも、
薬とアルコールは相性が悪い。
記憶が飛ぶのは当たり前のこと。



ぶっとんだまま、
私は病院に電話したらしい。
「もうむりだ、耐えてきたつもりだけど、もういいや」
そう言った
私の呂律の回らなさに
ビックリしてた。



そして、
「おねがいがある、もう私、ダメだとおもう。
こんな姿をみんなに見せたくないから、言わないでほしい」
そう言った気がする。



そして、
全てを遮断すようとする。


まず、
電話の腺を切る。
携帯の電源を落とす。
もうだれにも
迷惑をかけたくない。
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