群青の箱
その後、首を吊る。



顔が真っ赤になって、
鬱血するのがわかる。
記憶が遠くなっていく、
友達とか
彼氏
先生
色々な人の顔が
頭の奥に浮かんでくる。



「ぅぅぅぅぅ・・・・」
その声に彼が飛び起きて
私の首にかけたベルトを
ひきちぎる。
私はドーンと音を立てて、


下に墜ちる。



それからまた意識がない。



そんな3日間だった。
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