あいらぶゆー?
『はる』
待ち合わせ時間よりすこしはやく来た剛。
『剛。ごめんね、わざわざ呼んじゃって』
剛は全然大丈夫。と笑った。
『ごーっ!!あのね、えっとね…』
うまく言葉が出ない。
『俺も話しがあるんだ。』
突然剛はあたしの言葉を遮った。
『俺…はるのこと…好き、なんだ』
え…
『出会ってからずっと。』
なん…で…?
『はるは、俺の事家族みたいに思ってたかもしれない。俺も家族みたいに思ってた。でも気付いたんだ。はるのこと、家族だなんて一度も思ってなかったんだと思う。』
『ごー…?』
『でも、言えなかった。近すぎて、言えなかった。言ったら、何もかも変わる気がして。』
うそ…
『だからさ、晴香。』