*初恋④* ~☆梨紗のFirst Love☆~
梨紗がリビングに入ると一磨の両親が並んで座ってた


梨紗は一磨のお父さんの前へ正座した


梨:「先程のご無礼、誠に申し訳ございませんでしたっ。」


梨紗は一磨のお父さんに土下座して謝った


マ:「あらあら、何したの梨紗?」


父:「抱きつこうとしたら投げられただけだ(苦笑)」


マ:「貴方が悪いわね。梨紗、顔上げて。」


梨紗はゆっくりと顔を上げた


マ:「このオッサン受け身とっていたはずだし怪我をしたとしても悪いのは梨紗じゃない。オッサンだから(笑)」


梨:「ですが…。」


父:「そうだぞ。梨紗ちゃんは悪くないからな。
一磨のお嫁さんならそんぐらい強くないとあの我が儘にはついて行けないよ(苦笑)」


梨紗はホッとした顔になったと瞬間に、真剣な表情で自己紹介をした


父:「マナ、一磨には勿体ないんじゃない?」


マ:「相思相愛だから切り離せないわよ(苦笑)」


梨:「離れませんから(苦笑)」


父:「一磨をよろしくね。なんかあったら別れていいから、逃げる場所なくなったら逃げて来てもいいし。
ただ、一磨の気持ちを裏切るなよ。」


梨:「はい、裏切りませんから。一磨君が私を突き放さないまでは側にいます。」


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