*初恋④* ~☆梨紗のFirst Love☆~
一:「暫くここにいよっか、生徒会室戻ったら萌ちゃんに取られるし保健室に行くとカナさんいるからね。」


梨:「うん♪♪」


2人は適当に座った


梨:「一磨、来年度の武道大会さ、剣道無くさない?
竹刀を弄ってる女子が多くてさ…。器用に針金とか金属関係が付いてたんだよね。」


一:「それ、ホントか?ホントだったら一応剣道部を一斉に取り締まんなきゃいけないけど。」


梨:「ホント。避けるの大変だった(苦笑)しかもわざと袴の裾踏もうとするしさ、あり得ないし。」


一:「後、反則多かったよな。袴を踏もうとしてるのは気付いてた。助けられなくてごめんな。」


梨:「助けたら付け上がるよ、女共(苦笑)
仕返しはしてるから♪」


一:「怖いな、梨紗は。梨紗、帰り残れるか?」


梨:「うん。剣道部に突入?楽しみ♪♪」


一:「男子も調べるぞ(黒笑)

でさ、ドアの向こうにいんのは知ってんだよ、いい加減出てくれば?」


一磨はドアの方に向かって言った


ガチャ


生徒会メンバーとカナが屋上に入って来た


梨:「いつから?」


一:「剣道部の話くらいから。
カナさん、剣道部の顧問に話通しといて。全員参加させるようにって。」


カ:「はいはい(苦笑)」


一:「佑樹は霞ちゃんのお迎えがあるから、健樹達って放課後空いてる?」


健:「俺は大丈夫。」


萌:「うちも大丈夫。」


佑:「俺も生徒会なんでね。それに霞インフルエンザで自宅療養中だし。」


カ:「劉達も手伝う?」


劉:「おう。」


夢:「はい。」


ドアから劉達が出てきた


放課後7人は剣道部を訪ねることにした


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