＊初恋④＊ ～☆梨紗のFirst Love☆～

佑:｢失恋か。｣


健:｢(佑樹のバカっ!!)｣


萌:｢(地雷踏みやがったよ(呆))｣


一:｢反省かつ自分探し中。似合わないの知ってっけどな(苦笑)｣


一磨は髪の毛をクシャと触りながら言った


萌:｢うち保健室行ってくる～。ここむさくるしい。｣


萌は保健室に向かった


一:｢むさくるしい、のか？｣


健:｢気にすんな(苦笑)

あの後どうなったんだ？｣


一:｢様子見になった。任せられるって思われない限り梨紗の側には…。｣


健:｢それなりのことを一磨がしたんだ。梨紗ちゃんが弱いこと知ってただろ？一磨は強くて頼れる人間も多いけど梨紗ちゃんが頼れる人間って誰だ？自然にいられる場所だったはずなんじゃないかな、一磨の側は。
一磨から皐月さんや励さん、甘えられる人間が居なくなったらどうする？｣


一:｢だから、認めてもらわなきゃいけないんだ。

俺は、強くない。だから試すようなことをして梨紗を追い込むし、俺なんかでホントに良いのか自信がないんだ。もっと梨紗を幸せに出来る奴がいるんじゃないのかって…。｣