*初恋④* ~☆梨紗のFirst Love☆~
2人は部屋を後にした
マ:「慧人さん来たけど会う?商談、時間読めないから先に会った方が良いわよ?」
一磨はベッドから降りて羽織を羽織った
一:「何処にいる?」
マ:「部屋の外。」
一:「寒い中立たせて可哀想に。直ぐ様通して。」
マ:「どうぞ。」
ガチャ
慧:「失礼します。」
マナは部屋を出て行き、少し後に使用人がお茶を淹れに来た
一:「初めまして、伊藤 一磨と申します。梨紗さんとお付き合いさせて頂いております。」
慧:「初めまして、若名 慧人です。」
一:「貴方には梨紗の記憶は?」
慧:「ある。赤ちゃんの時の記憶だけな。」
一:「何故、梨紗を捨てたんですか?
若名を守るためだけですよね。」
慧:「…2人を育てるつもりだった。俺が留守の間に梨紗は真人のとこに送り込まれていたんだ。戸籍も全て変えられていた。水面下で全て動いてたんだ。気付いた時には何もかも終わってた。
梨紗の父親は真人だ。産みの親じゃなくてもな。」
一:「…………。」
慧:「それに陰ながら梨紗の成長を見守って来た。真人のとこに使用人送りこんだり探偵雇ったりな。」
マ:「慧人さん来たけど会う?商談、時間読めないから先に会った方が良いわよ?」
一磨はベッドから降りて羽織を羽織った
一:「何処にいる?」
マ:「部屋の外。」
一:「寒い中立たせて可哀想に。直ぐ様通して。」
マ:「どうぞ。」
ガチャ
慧:「失礼します。」
マナは部屋を出て行き、少し後に使用人がお茶を淹れに来た
一:「初めまして、伊藤 一磨と申します。梨紗さんとお付き合いさせて頂いております。」
慧:「初めまして、若名 慧人です。」
一:「貴方には梨紗の記憶は?」
慧:「ある。赤ちゃんの時の記憶だけな。」
一:「何故、梨紗を捨てたんですか?
若名を守るためだけですよね。」
慧:「…2人を育てるつもりだった。俺が留守の間に梨紗は真人のとこに送り込まれていたんだ。戸籍も全て変えられていた。水面下で全て動いてたんだ。気付いた時には何もかも終わってた。
梨紗の父親は真人だ。産みの親じゃなくてもな。」
一:「…………。」
慧:「それに陰ながら梨紗の成長を見守って来た。真人のとこに使用人送りこんだり探偵雇ったりな。」