*初恋④* ~☆梨紗のFirst Love☆~
高:「…やっと成長したか。」


健:「え?」


高:「梨紗ちゃんがずっと抱えてたモノをさ、一磨も分かるかもな~って。
渉様はどこ行った?兄弟揃ってめんどくさい。」


佑:「執事ですよ、ね?」


高:「うん。じゃなきゃ此処に住んでないから(苦笑)」


ガチャ


高:「戻られたな。
健樹、くれぐれも一磨に酒は飲ますなよ?まだ安静にしてなきゃいけない時だからさ。一磨自身も分かってるから今隣の部屋で休んでるんだと思うよ?何言っても聞かないからほったらかしてるんだけどさ(苦笑)」


健:「わかりました(苦笑)」


高:「で、萌ちゃんに…。」


健:「いらないっす。
……あ。

渉~!!」


健樹は渉を呼んだ


渉:「何?」


健:「渉に必要ですよ♪♪」


佑:「健樹、笑顔が黒いぞ。」


渉:「どうかしたのか?」


健:「ん~?
ただななみちゃんとより一層深い関係になりたくないのかな~って。」


渉:「なりたいに決まってんだろ。」


佑:「どんな方法でもか?」


渉:「?あぁ。」


高:「そこの段ボール全て差し上げます♪♪」


渉:「……いらないっす。」


健:「手の遅い童貞男なんかとっくにフラれてるぞ?」


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