*初恋④* ~☆梨紗のFirst Love☆~
一磨は萌を連れて小部屋に入った


一:「ゴメン。
健樹がああなるの分かっていながら助けられなかった、ホントごめん。」


萌:「メガネが謝ることじゃないから、うちが気付かなかっただけで…。」


一:「萌ちゃんには気付けない、絶対に隠すから。
今回は萌ちゃんとのことと親父さんかな。また派手に親子喧嘩したらしいし。」


萌:「うち何したの?」


一:「…2ヶ月でわかるかな(苦笑)
これ以上言うと健樹のプライドがズタズタになるから控えとくけどさ。」


萌:「…嫌われてるんじゃないのかな、うち。」


一:「あり得ねぇな。萌ちゃんの敵となるもの全てを排除する男だぞ?
告白減ったっしょ?」


萌:「かなり減った。」


一:「健樹は観察力がかなり優れてる。男達が萌ちゃんの名前出した瞬間ボコす程さ(苦笑)」


萌:「…………。」


一:「健樹は俺以上に独占欲強いから。
後2人っきりにならない限り健樹はシないから(苦笑)」


萌:「…………!!」


一:「看病マジでよろしく。寝てる健樹襲うなよ?(笑)」


萌:「襲うわけないでしょっ!!!!」


一:「いつもの萌ちゃんに復活だな(苦笑)そろそろ皐月来る頃だから戻るか。」


2人は保健室に向かった


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