*初恋④* ~☆梨紗のFirst Love☆~
葛:「遅いと思ったらまた麗華絡みかよ(呆)」


梨:「優さんって彼女作らないの?」


葛:「いつかは欲しいですね。けど、今は何かと忙しいですから(苦笑)」


梨:「いい人知ってるよ、ね♪♪」


梨紗が麗華を見た


葛:「梨紗様、何のイジメですか。
麗華と同じ空間にいるのも嫌なのに側にいることなんて悪夢でしかありませんよ。一磨を見れば分かるように顔がいい男にひょいひょいついて行くような尻軽女なんかまずお断りですね。視界にも入れたくないほど。」


その瞬間、麗華が店を飛び出して行った


梨:「酷いよ、今の言い方。」


一:「麗華さんが遊んでる理由ってさ、好きな人のことを忘れる為なんだって。彼氏作ってたのだってそうだよ。」


葛:「麗華が好きな人ってある意味酷いんだな。」


梨:「ね、一磨君。」


一:「だな。」


2人は葛木の顔をみた


葛:「もしかして?」


葛木が自分を指差すと2人は縦に頷いた


葛:「あり得ねぇ。」


一:「年上だしな。けどずっと前から優を見てたのは事実だよ。」


葛:「…カミングアウトすると、麗華のこと好きかもなんだよなぁ(苦笑)」


梨:「追いな?…の前に危ないかも。」


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