First x.o.

結局、私は家につくまで功輝と目を
合わすことだできなくて...


「送ってくれてありがとう じゃぁ」


“またね”って言おうとしたときには、
彼の腕の中に私はいました。


「好きだよ。また明日、会いに来るね?」
「ぅ、うん」


ドラマや映画でよくあるみたいに、
私は腕を引っ張られて抱きしめられてて。
しかも、耳元で“好きだ”って言われて。
パニックで“うん”しか言えなかった。


「じゃ、俺いくね??」


私に目を合わせて言って、
またギュッと抱きしめてくれて
彼は帰っていきました。

 
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