落ちない日常

不思議そうにその後を目で追うと、苦笑いした仁科先輩に気にしないで 、と声をかけらる。
「伊東さん、いつもあんな感じだから」

「はぁ」

「おい、仁科お前が仕切るんじゃねぇよ」

「だって冴島さんずっとしかめっ面してたじゃないですか」

「当たり前だ、三浦!」

いきなり呼ばれ、緊張しながらも返事を返す


< 5 / 12 >

この作品をシェア

pagetop