直線
シンッと静まり返った部屋。


そこには女…胡蝶 愛羅。

そして男…名は…

『ねぇ、貴方の名前何て言うの?』

愛羅の口からはそう溢れた。

『…』

『黙ってても分からないよ…どうして貴方が…』


『この生徒会室にいるのっ!!?』

そう、ここは
桜台高校の生徒会室。

急に入ってきた男の子に名前を聞いている
愛羅の姿だったのだ。


胡蝶 愛羅
桜台高校で名を知らない者はいない。

赤毛に、化粧を施し…
制服は胸の谷間がでるほどの着こなし…
スカートはパンツが見えるほど…

そして何より…

『あたしとヤりにきたのー?笑』
< 1 / 3 >

この作品をシェア

pagetop