びとれいある
「「ど~も~~~~~~。ど~も~~~~~。ここが~私たち(僕たち)の学校さ~~~。
たまにはど突き合いあるけれど~みんな仲がいいのさ~~~」」
後ろから聞こえてくる歌が確実に音痴なのは気のせいだろうか。
後ろを振り返ってみる。
「仲がいいのさぁんあん~~」
気のせいではなかったようだ。
「ねぇ、イライラするから口閉じて」
私がそう言っても大地は止めない。
カッチ~ン!!と来てしまった私は大地の口をふさいだ。