なみだのお話【短編】




僕の余命は、あと3ヶ月。
小さい頃から何度も入院したり
手術をしたりしてきたから人生がそんなに長くない事はとっくに気付いていた。


だけど余命を告げられた時はさすがにショックを受けた。


今は残りをどれだけ楽しむかが重要だと思っている。





彼女が手に何か持って走ってきた。


‥なんて可愛いんだろう。
さっき見つけた花と比べ物にならないくらい輝いているように僕には見える。






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