つんでれ唯義くんと、どうがん湊美ちゃん






「怖いよぉ…うぅ…ひくっ…う」

「お、お前…」



震えが止まらない。


「湊美。」

「えっ……」

「大丈夫だよ。
俺がどうにかしてやる。」


唯義くんの着ていたブレザーを
私の肩にかけてくれた


「しばらく携帯かりてもいいか?」

「うん……」

「もう泣くなよ、大丈夫だって」




私の胸は、震えと共に
どきどきどきどきしていた。





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