甘いカクテルと甘い誘惑
そのままギシッとベッドが軋み、ゆっくり優人さんが中に埋めてきた。
「あっ…!」
「愛してるよ、乃愛……ずっと…何があっても……」
優人さんは余裕のない表情であたしを見下ろす。
あたしは何も言えず、涙を流し始める。
「……ん…っ…」
優しく抱き締められて、心が落ち着く。
「あたし、もっ…愛して…る……」
あたしは優人さんの背中にしがみ付いた。
優人さんは嬉しそうに笑う。
大好き。
あなたが…大好き。