甘いカクテルと甘い誘惑
「ん〜…寒ぃー……乃愛、こっち来て」
「えっ?……きゃあっ////」
いきなり後ろからギュッと何かに抱きすくめられた。
「ゆ、優人さん……?」
「おはよ、乃愛。よく眠れた?」
優人さんはチュッと肩にキスを落とす。
「え、あ…うんっ。それより…優人さん、体調は大丈夫なの?」
「ん?体調?」
へっ?
もしかして…覚えてないの?
あたしはちょっと焦ってしまった。
すると優人さんはクスクスと笑い出した。
「ふふっ。覚えてるよ。昨日の乃愛…マジ可愛かったなぁ……」
「――っ////!!」
や、やっぱり覚えてたんじゃーん////!!