とある少女2人の物語。
少女ABの出会い
朝、起きて
いつも通りの道を歩いて、
友達と話して、勉強して
いつも通りの道に帰って
ご飯食べて、お風呂入って
夜、寝る
これが私のいつも通り。そして日常


でも、今日違ったのは"転校生"が来たのだ。

こいつが来て私の日常が崩れる。


**

「席につけー、転校生紹介するぞー。」

このやる気がなさそうな奴は私のクラスの担任だ。

「せんせー、男、女どっちー?」

「女の子だ...入れ。」

私は転校生などは興味がないので窓の方を向いた。

ーガラッー

「はじめましてぇ!桜羽 姫奈ですぅ。ひめって呼んでね!」

「席は浅之の隣だ。浅之、手を挙げろ。」

『...。』
無言で手を挙げた

「浅之...さんだよねぇ?よろしくね!」

誰がよろしくするか、とは言えず

『浅之 真理。よろしくね?桜羽さん』

私は笑顔で答えてやった。

「よろしくね!」

別にしなくっても良いし。

< 1 / 6 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop