闇氷花



そこまで話すと先生は俺に頭を
下げはじめた。

いきなりの事に焦って先生に
頭を上げるように言うが先生はなかなか
あげてくれない。


「―…だからッ!せめてあの子にッ…
死ぬ前に光を見せてあげてくれッッ!」

―…先生。

「…頭上げて下さい。」

先生が頭を上げると同時に次は俺が
頭を下げて話し出した。





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