闇氷花



こんなに幸せにしてもらって―…
沢山ありがとうって言いたい。



「…ゲホッゲホッゲホッ…!」

咳が出始めるとすぐに先生と看護婦が
呼ばれてきた。

「…ゲホッゲホッゲホッ…ハァ…」

一瞬おさまったと思い下を見れば
シーツは真っ赤になっていた。

「とりあえず横になって!」

先生に言われ横になるとすぐさま
色々な機械などをつけられる。





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