闇氷花



「ウォォォオッ!!俺が…!!俺が1番だッッ!」

そう言うと向かってきたのはあたし。

―…死ぬかな?

なんだか妙に冷静になると次の瞬間
腹部に激痛が走りまたあたしは
意識を手放した。


―…今度は本当に終わりなのかな?

最後にみたのは必死にあたしに
何かを言う颯達の姿。

…あたし、まだ仲間になるって
伝えてなかった。

そんな事を思い瞼を閉じた。





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