零泊七日生活
時間は進んでいる。
秒針が一周する間に長針と短針を抜いてしまう
一体何回抜いたのだろう。
でも、抜いた所でこの三つの針は一日に何度も同じラインに立つ。
いくら秒針が頑張ったところで、何も報われない。
人間だって同じだ。
いくら下の者がせっせと働いても、それは上の者の業績に吸収されてしまう。
ん?
少し違うか・・・
いや、大分違うな・・・
悲観的な気分になると、何もかもが悲観的に感じてしまうのか。