櫻井くん。



「おぉ。矢野にしては珍しいな。正解だ。」


「まじで!?よっしゃー!」



みんながクスクス笑っている。

なんだか先生がかわいそうになってきた。


席につくと、拓也は私を振り返ってニッと笑った。


「全然思いださねぇんだな。もおしれー!」


「先生かわいそうじゃない?」


「そうか??」


「うん。」



拓也は明るくてみんなの人気者。

髪は茶髪。
顔はかなり整ってる。


そして、165センチの私でもかなり見上げるくらい身長が高い。



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