櫻井くん。



「痛ぇっ…」


「ボリュームの調整もできないの?バカ拓也」


「ごめんって…てか、サボらせてってどういうことだよ。」


「そのまんま。掃除サボらせてほしいってこと!こんな恥かかせたんだから断れないよね?上手く先生だましといてね。」


「はっ…んん!」


拓也が大声を出す前に、今度は私が拓也の口をおさえたおいた。


危なかった…


また同じ失敗をするところだった。




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