涙の花
春がすぎ、梅雨の季節…私の思い出がある…

「もう…五年か…」


そう…忘れもしない時…

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私は高校一年のだいぶクラスに馴染めたころだった


一人の先輩に恋をしていた。

剣道部の先輩でかっこよくて、優しくてお洒落で優しいけど、意地悪で私の幼なじみ。


「零夜、私ね零夜が好きなの。」


その時帰り道さりげなく言った

「ははっ、ありがとう。妹に言われると照れるなぁ(笑)」


そう言って零夜は違う意味で取った

違う…お兄ちゃんとして好きなんじゃなくて、男性として好きなんだよ…。
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