恋愛年齢。
私は自分の為に惜しみなくお金を使った。
早起きして、ちゃんとメイクもしてきた。
こんな風にちゃんとしたのは久しぶりで。
少し恥ずかしい…けど、気持ちが少し引き締まるのを感じた。
「どう…かな…?変…?」
驚いたままの美香に、不安になって恐る恐る聞いてみる。
「ううんっすっごく良いよ!!可愛い!!」
どこかしら興奮気味に誉めてくれる美香。
良かったぁ…変じゃなくて。
「でも急にどうしたの?やっと二次元から帰ってきてくれたんだ!?好きな人できたの?」