恋愛年齢。
「…はぁ!?」
嫌味で言ったつもりだったのに、英二君の声は妙に嬉しそう。
また…からかってるんだよね…。
「ストーカーなんて、お断り!」
「とか言っちゃって、本当は俺に会えるの、嬉しいんでしょ?素直じゃないなぁ。」
「う…っ…。」
からかうような英二君の声。
でも確かに…図星だった。
今日も英二君に会えたら良いな…って、少し期待してたと思う。
でも、素直にそう言うのは…悔しい。
「そ…そんな訳ないでしょ!もー、ウォーキングの邪魔しないでよね!」
「邪魔なんてしないよ。ストーカーとして、俺も一緒にウォーキングするだけだから。」