恋愛年齢。
私は覚悟を決めて、貧血で倒れてまた英二君に助けて貰ったことを話した。
めちゃくちゃ怒られたこと、心配されたこと、低カロリーな食事を作ってくれたこと。
「それでね、私…英二君のこと、好きだって…思ったの。」
以前は否定してたけど…今は素直に美香に報告できた。
美香に話してるだけで…すごく恥ずかしいけど。
「今更だよ〜!私は最初から、英二君が好きなんだろうなって解ってたよ?」
うう…確かに。
私はきっと…出会った時から好きだったんだから。
「でもさ…英二君も、鈴のことマジで好きなんじゃない?」